24-02 | 催眠体験会について
あなたは、催眠を「自分で体験してみたい」と思ったことはないでしょうか。
話を聞くだけではなく、実際にどんな感覚なのかを、自分の身体で確かめてみたい。けれども、本格的なセッションを受けるのは、まだ少し早い気がする。そんな気持ちでいる方に向けて、私は催眠体験会という場をご用意しています。
催眠術師・ヒプノセラピストの稲垣正信です。この記事では、体験会で実際に何ができるのか、初めての方が抱く不安にどう向き合っているのかを、正直にお伝えしていきます。
体験会では、何を体験できるのか
催眠体験会は、その名のとおり「催眠を実際に体験してみる」場です。
ここでは、あなた自身が催眠の入り口に入っていく感覚を味わっていただきます。心と身体が、ゆっくりとゆるんでいく。普段は気づかない、深いリラックスの状態へと入っていく。その独特の感覚を、安全な形で体験していただきます。
催眠状態というのは、特別なものではありません。例えば、映画に夢中になって時間を忘れたとき。電車で考えごとをしていて、降りる駅を乗り過ごしそうになったとき。あれも、実は軽い催眠状態に近いのです。
ですから、催眠は誰にでも起きる、ごく自然な心の状態です。体験会では、それを意図的に、ていねいに導いていきます。
私が言葉でゆっくりと案内し、あなたは目を閉じて、その声に身を任せていきます。すると、身体の緊張がほどけ、呼吸が深くなり、心が静かになっていく。多くの方が「こんなに力が抜けたのは久しぶりだ」とおっしゃいます。
体験会では、いくつかの簡単なワークも行います。例えば、手が軽くなったり、重くなったりする感覚を試していただくことがあります。これは、暗示というものが、自分の身体にどう働くのかを実感していただくためです。「言葉だけで、本当に身体が反応するんだ」と驚かれる方も少なくありません。
こうした小さな体験を、一つひとつ積み重ねていきます。いきなり深いところへ連れていくことはありません。あなたが安心できるペースで、少しずつ進めていきます。ですから、初めての方でも、置いてきぼりになることはありません。
「催眠が初めて」の不安について
催眠が初めての方は、いろいろな不安を抱えています。私は、その不安をとても大切にしています。
よく聞かれるのが、こんな声です。
「変なことをさせられないか心配です」 「意識を失ってしまうんですか」 「言いたくないことまで、言わされませんか」 「もし、かからなかったらどうしよう」
どれも、ごく自然な疑問です。ですから、はっきりお答えします。
催眠中も、あなたの意識はあります。私の声も聞こえていますし、嫌なことは嫌だと拒否できます。意識を失うわけではありません。あなたの意思に反することは、決して起こりません。
催眠は、誰かに操られるものではないのです。むしろ、あなた自身が主役です。私は、あなたが深い状態に入るための、案内役にすぎません。ですから、安心して身を任せていただけます。
「かからなかったらどうしよう」という心配もいりません。深さには個人差がありますが、それで問題はありません。浅くても深くても、その人なりの体験が必ずあります。私はこれまで3000件以上の催眠を行ってきましたが、何も感じなかったという方は、ほとんどいません。
むしろ、深くかかりにくい方ほど、しっかりした考えを持った、自分をコントロールできる方が多いのです。ですから、「自分はかかりにくいかも」と感じている方こそ、安心してください。それは、あなたが自分をしっかり持っている証でもあります。体験会では、その人に合った形で、ていねいに導いていきます。
それでも不安が残る方は、体験会の前に、気になることをすべて聞いていただいて構いません。私は、あなたが心から安心してから始めたいと思っています。不安を抱えたまま進めることは、決してありません。
体験会で得られる気づき
体験会は、ただリラックスして終わり、ではありません。
深くゆるんだ状態の中で、あなたは自分自身と、静かに向き合うことになります。普段は忙しさにまぎれて聞こえなかった、心の奥の声。それが、ふと浮かび上がってくることがあります。
例えば、ある方は体験会の中で、「自分はずっと頑張りすぎていた」と気づきました。また別の方は、長い間忘れていた、子どもの頃の温かい記憶を思い出しました。そうした気づきは、頭で考えて出てくるものではありません。深い状態だからこそ、自然と浮かび上がってくるのです。
もちろん、毎回そうした大きな気づきがあるわけではありません。ただ「気持ちよかった」という感覚だけのこともあります。それでも、十分に価値があります。なぜなら、深くリラックスする体験そのものが、今のあなたに必要なものかもしれないからです。
参加すると、どうなるか
体験会に参加すると、まず「催眠って、こういうものなのか」という実感が得られます。
これは、とても大きなことです。言葉でいくら説明されても、実際の感覚にはかないません。一度体験すると、催眠に対する漠然とした不安が、すっと消えていきます。あやしいものではなく、自分の心を整える、ひとつの方法なのだと分かるのです。
そして、その体験は、その後の選択を助けてくれます。「もっと深く取り組んでみたい」と感じる方もいれば、「今はこれで十分」と感じる方もいます。どちらでも構いません。大切なのは、あなた自身が体験を通じて、自分で判断できるようになることです。
私は、無理に次へ進めることはしません。体験会は、あくまで体験会です。その先のセッションや講座は、あなたが本当に望んだときに、改めて考えていただければいいのです。
それから、体験会には、もうひとつのよさがあります。それは、同じように催眠に興味を持つ人たちと、同じ時間を過ごせることです。終わった後に、お互いの感想を話し合う時間もあります。「自分はこう感じた」「私はこうだった」と分かち合うと、体験がより深く心に残ります。
一人で抱えていた興味や不安を、誰かと分かち合える。それも、体験会ならではの価値です。私は、こうした人と人とのつながりの中でこそ、気づきが育っていくと感じています。
まずは、体験から
催眠は、説明を読むより、一度体験してみるのが一番の近道です。
体験会の日程や場所、参加方法などは、その時々で変わります。ですから、詳しくはお問い合わせフォームよりご連絡ください。次回のご案内をお送りします。
「ちょっと試してみたい」 「あの独特の感覚を、自分で味わってみたい」
そんな気持ちが少しでもあれば、それで十分です。気になる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。あなたが安心して、深いリラックスを体験できるよう、ていねいにご案内いたします。