17-03 | 成功する人と成功しない人の違い—セルフイメージ
この質問を考えてみてください。同じ環境、同じ機会、同じスキルレベルの人が二人いるとしたら、なぜ一人は成功し、もう一人は成功しないのでしょうか。
その答えは、セルフイメージにあります。成功する人と成功しない人を分ける最大の要因は、セルフイメージなのです。
同じ環境にいながら、一人が「自分にはできる」と信じ、もう一人が「自分にはできない」と信じていれば、その信念の差が、最終的には人生の大きな差になるのです。
成功者のセルフイメージの特徴
成功している人たちのセルフイメージには、共通する特徴があります。
特徴1:「自分は学習できる」というセルフイメージ
成功する人は「自分は学ぶことができる」「新しいスキルを習得することができる」というセルフイメージを持っています。
その結果として、彼らは新しい機会に直面したとき「学べば大丈夫」と考えるのです。失敗を「学習の機会」として見るのです。
特徴2:「自分は価値がある」というセルフイメージ
成功する人は「自分は何かの価値を提供できる」「自分は世界に貢献できる」というセルフイメージを持っています。
その結果として、彼らは自信を持ってサービスや商品を提供し、多くの人から選ばれるようになるのです。
特徴3:「自分は決定できる」というセルフイメージ
成功する人は「自分の人生の主人公は自分である」「自分は決断できる」というセルフイメージを持っています。
その結果として、彼らは行動的になり、多くの選択肢から最良のものを選ぶようになるのです。
特徴4:「失敗は成長の過程」というセルフイメージ
成功する人は「失敗は悪いことではなく、成長の過程である」というセルフイメージを持っています。
その結果として、彼らは何度失敗しても、そこから学び、改善を重ねることができるのです。
失敗者のセルフイメージの特徴
一方、成功しない人たちのセルフイメージには、別の共通する特徴があります。
特徴1:「自分は学習できない」というセルフイメージ
失敗する人は「自分は新しいことが学べない」「自分は〇〇が苦手だから」というセルフイメージを持っています。
その結果として、新しい機会が現れても「自分にはできない」と判断して、チャレンジしないのです。
特徴2:「自分は価値がない」というセルフイメージ
失敗する人は「自分は何もできない」「自分の提供するものには価値がない」というセルフイメージを持っています。
その結果として、彼らは自信を持たず、自分を小さく見せ、多くの機会を失うのです。
特徴3:「自分は決定できない」というセルフイメージ
失敗する人は「自分は何かを決めることができない」「重要な決断は他人に委ねるべき」というセルフイメージを持っています。
その結果として、彼らは受動的になり、人生を他人の決定に委ねてしまうのです。
特徴4:「失敗は自分の能力不足を証明するもの」というセルフイメージ
失敗する人は「失敗したということは、自分には能力がない」というセルフイメージを持っています。
その結果として、彼らは失敗から学ぶのではなく、自分を否定し、チャレンジを止めてしまうのです。
実例:同じ状況から分かれる二人の人生
ここで、実例をお話しします。二人の起業家がいました。二人とも、同じ時期に同じ業界で起業したのです。
最初の1年は、二人とも苦労しました。クライアントは少なく、売上も期待通りではなかったのです。
ここから、二人の人生は分かれ始めました。
起業家A:成功した人
彼のセルフイメージは「自分は学習できる」「自分は問題を解決できる」というものでした。
売上が出ないことに直面したとき、彼は「何を学ぶべきか」と考えました。マーケティングを学び、セールスを学び、顧客心理を学んだのです。その学習過程で、彼は「実はクライアントが求めているのは、このサービスではなく、別のサービスなのだ」という気づきを得たのです。
その気づきに基づいて、彼は事業をピボット(転換)しました。そして、その新しい事業は大きく成長し、彼は成功したのです。
起業家B:失敗した人
彼のセルフイメージは「自分は起業家向きではない」「自分には営業スキルがない」というものでした。
売上が出ないことに直面したとき、彼は「やっぱり、自分には能力がない」と判断しました。自分を責め、失敗を認め、事業を畳んでしまったのです。
同じ状況に直面しながら、一人は成功し、もう一人は失敗した。その違いは、何でしょうか。それは、セルフイメージなのです。
成功のセルフイメージへの書き換え
では、失敗のセルフイメージから、成功のセルフイメージへ書き換えるには、どうしたらよいのでしょうか。
それは「意識的な反復と、催眠による潜在意識への植え付け」です。
毎日「自分は学習できる」「自分は価値がある」という言葉を繰り返しながら、同時に催眠セッションで、その新しいセルフイメージを潜在意識に植え付けるのです。
3週間から4週間の継続で、セルフイメージは確実に書き換わり始めます。そして、セルフイメージが書き換われば、RASが変わり、見える世界が変わり、行動が変わり、現実が変わるのです。
図解:成功者と失敗者のセルフイメージの差
同じ状況に直面した二人
【状況】起業が苦しい、売上が出ない
↓ セルフイメージの違い ↓
【成功者のセルフイメージ】
「自分は学習できる」
「自分は問題を解決できる」
「失敗は学習の機会」
↓
【行動】
学習する、試す、改善する
↓
【現実】
学習した結果、問題が解決される
事業が成長する
【失敗者のセルフイメージ】
「自分には能力がない」
「自分は問題を解決できない」
「失敗は自分の無能さを証明する」
↓
【行動】
あきらめる、逃げる、停止する
↓
【現実】
問題は解決されず
事業は失敗する
同じ状況でも、セルフイメージが違えば
全く異なる現実が創造される
セルフワーク:あなたの成功のセルフイメージを創造する
それでは、あなたも成功のセルフイメージを創造するワークに取り組みましょう。
課題1:現在のセルフイメージを診断する
以下の質問に答えてください。(1=完全に同意しない、5=完全に同意する)
- 自分は新しいスキルを学ぶことができる
- 自分は何かの価値を提供できる
- 自分は自分の人生を決定できる
- 失敗は成長の機会だと思う
- 自分は成功することができる
各質問の合計点を計算してください。
課題2:低い点数の項目に対して深掘りする
3点以下の項目について「なぜそう思うのか」根拠を探ってください。
課題3:成功者としてのセルフイメージを作成する
あなたが「成功している状態」とは何か、定義してください。
そして、その「成功している自分」はどのようなセルフイメージを持っているか、想像してください。
例:「年収1000万円で自由に仕事をしている自分は、『自分は価値を提供できる』『自分は学習できる』というセルフイメージを持っているはず」
課題4:毎日の暗示
朝と夜、以下の4つの暗示を繰り返してください。
- 「自分は新しいスキルを学ぶことができる」
- 「自分は何かの価値を提供できる」
- 「自分は自分の人生を決定できる」
- 「失敗は成長の機会である」
課題5:催眠による深化
週3回、催眠セッションを行い、上記4つのセルフイメージを潜在意識に植え付けてください。
催眠状態で「私は成功している。その成功は自然で当たり前だ。失敗も学習も、全て成功への過程だ」と何度も繰り返してください。
6週間継続してください。あなたのセルフイメージは確実に書き換わり、成功へ向かう行動が自動的に増えていきます。
まとめ
成功する人と成功しない人の違いは、才能やスキルではなく、セルフイメージです。同じ環境、同じ機会、同じスキルレベルでも、セルフイメージが違えば、完全に異なる人生を歩むのです。
あなたのセルフイメージを「成功者のセルフイメージ」に書き換えることで、あなたは自動的に成功へ向かう行動を取り始め、結果として成功を実現するようになるのです。